北九州高専 コンピュータ研究部の紹介

はじめに

この記事は 高専IT系部活 #kosenit Advent Calendar 2018 8日目の記事です.

qiita.com

初めましての方は初めまして.北九州高専のコンピュータ研究部,通称「コン研」の部長をしています.トミーです.

捻りの全くないタイトルですみません.内容はタイトルのままです.

概要

部員数 :57名
活動場所:二号館二階 部室,電算室
活動時間:放課後(長期休暇は任意の時間)
活動方針:コンピュータを使った創作活動
班の構成:プログラミング班,イラスト班

活動実績(把握している範囲)
  • 九州アプリチャレンジ・キャラバン
    • H29年 優秀賞「えれめんつ!」
    • H29年 企業賞「関門G&G」 (ハウインターナショナル様)
    • H30年 企業賞「小倉RPG(仮)」(mixi GROUP様)
    • H30年 企業賞「shareQ」(レスコ様)
    • H30年 企業賞「Plan Butler」(ハウインターナショナル様)
  • 全国高専プログラミングコンテスト
    • H24年 競技部門 準決勝出場
    • H29年 競技部門 決勝出場,総合10位
    • H30年 競技部門 準々々決勝出場
  • ガチプロの人(WA_TLE🐥 (@tle_wa) | Twitter)

なんか一人恐ろしい人がいます.高専プロコンは過去に数回優勝があったのですが,手元に資料がないため確認取れ次第追記します.

ちなみにH30九州アプリチャレンジ・キャラバンはなんと本日執筆日(12\08)にコンテストがあり受賞しました.おめでとう!!!!

部内探検

さて,部活のリアルな様子をお伝えしたく部長の私は唐突に部室に突撃して写真を撮りまくってきました.


部室前

二号館の二階に入ると部室がすぐ見えます.写真右下にイラスト班のネルル君が書いたくーーーっっそかーわいー!!!なポスターがあります.A1なので元画像のデータ7016×9933でした.

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さあ,いざ入室・・・

 

 

これがコン研だ!!!!!!!!!!!!

 

 

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部室

 

コン研の部室になります.真ん中に机,奥にPCデスクがあります.
この日は下級生が多かったです.

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プログラミング班,左のPCではAndroid開発,右ではLinuxでなんかしてました.


イラスト班は班長がディジタルイラストを描いていました.

こんな感じに部室で各々活動をしていましたね.
コン研ではゲームやPC,スマホアプリ,webページなどを個人やプロジェクト単位で制作しています.イラスト班はこれらのデザイン,イラスト制作で一部加わったり,班内のイラスト発表会やコンテスト参加,高専祭で配布する缶バッジなどのグッズ制作をしています.

設備

入って気になるのはすごい汚い色々な物があることです.


技術書


ノートPCの他,スマホVR機器も!


過去の先輩方が得た賞 の割には雑に置かれてる


今なお現役のprocon24の遺産(なぜ現役かは後述します)

そして冷蔵庫,電子レンジ,ポット,IH調理器具,鍋・フライパン,調味料,10キロほどの米,20合炊き炊飯器,家庭用炊飯器×2,その他調理器具など完備しているため住めます.コンピュータ研究部とは?

部室の他,特別の環境のいらない下級生などは電算室(パソコン室)で活動しています.

入部後の活動内容

 さて,部室の様子を紹介しましたが1年生から4年生まで,どのような活動があるかを書いていこうと思います.

C言語講座

入部したらすぐに先輩によるC言語を講義形式で学びます.
printfから構造体まで,基礎的な文法を冬までにマスターします.
ちなみに高専の授業だとこれに2年要するので周りよりも差を付けられますよ!!

スライドを使った文法の講義のほか,AOJで実践的なプログラミングもします.競プロの練習にもなります.アーリー・オブ・ジャスティスではない

AIZU ONLINE JUDGE: Programming Challenge

なお僕は配列で躓き,2年生の夏にfor文と併用する意味を理解したのでプログラミングわからん,ってなっても別に焦らなくていいと思います.

PC甲子園

これは1年生だけでなく2,3年生も参加するのですが先述したAOJの運営と同じ会津大学が主催する,PC甲子園という競技プログラミング大会に全員参加します.
これ,3年生であればよくて年齢は関係ないので留n(以下割愛)

web-ext.u-aizu.ac.jp

 部内プロコン

C言語を勉強した1年生の力試しとして冬に部内プロコンを開催します.内容はprocon24競技部門のもので,与えられたテキストデータをサイコロで表現した「パケット」を写真で送信し,受信者が復元し提出.どこまで原文と正しいかを競うルールです.

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「パケット」に文字情報を詰める様子

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リアルタイムの採点システム(久留米や有明になってる理由はバイナリしか無く変更不可なため)

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プロコン定番の大喜利チーム名文化も体験できます


このルールが選ばれた理由として,アスキーコードを用いて文字列処理を学べること,コマンドラインの入出力だけでも動かせること,サイコロという遺産を有効活用できること,他の年の競技が難しいor不備があるルールであることなどが挙げられます.

 ガチ勢はGUIをちゃんと作ったり,本家のように画像認識にチャレンジしようと頑張っているチームもたまにいます.

二年~四年生の活動

一年生では講義を受けたり,部内プロコンに参加させられたりと「受動的」な活動になります.しかし,二年生からは基本的にプロジェクトに参加して開発したりコンテストに挑戦したりと「能動的」な活動になります.これはよく言えば自由なことができるわけですが,悪く言えば何もしない人も出てくるわけです.ここが難しいところで,顧問の先生から色々な案件を引っ張ってきてくれたりしてくれます.

この項ではコン研の部員で実際に制作・参加してきたものを紹介していきます.

市内の大学の学生との文理合同連携プロジェクト

市内の文系学生さんと連携して地域活性化を目指すアプリ開発をしています.去年は

  • 「関門G&G」:関門地区の観光支援Androidアプリ(G&Gはゲーム&ガイド)
  • 「えれめんつ!」:小学生の”理科離れ”を解決するべく元素の仕組みをゲームでわかりやすく体験するスマホアプリ
  • 「Wakapper」:若松地域のバスの運行情報など住民が使える便利アプリ
  • 「ShareQ」:地図上に写真を結び付けて投稿できるサービス

のプロジェクトを立ち上げ九州アプリチャレンジ・キャラバンに参加を目指しました.このうち関門G&Gとえれめんつ!が入賞しました.

challecara.org

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関門G&G(未だ開発中).名物に由来したかわいいオリジナルキャラクターが登場

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えれめんつ!元素のキャラクターを集めてストーリーが解放されたり素材で新しい物質を作ることができる.

 

この活動は,エンジニアにありがちな「技術はあっても何をすればいいかわからない」「アイディアが欲しい」と,文系学生の「アイディアはあるけど実現方法がわからない」を上手く結びつけるべく顧問の先生と大学の先生の提案により始まりました.

また今年は「小倉RPG(仮)」が新プロジェクトも発足,去年のプロジェクトも続けているところもあります.

高専プロコン

高専IT部活の定番です.うちの部では競技部門に3年生が出ることが慣習的に多いです.
自由部門・課題部門の参加は数年ありません.したいですね,来年(言質を取られる発言)

九州ゲームコンテスト

私と現プログラミング班長の二人が参加しました.運営が微妙でした.
以前このブログで参加記(前編)を書いたんですけどまだ後編を書いてないくらいです.そのうち書きます.

kyushu-game.jp

私はコン研ではずっっとゲームばっかり作ってました(そのせいで他のスキル不足を最近感じ焦ってる).DXlibの2Dゲーム制作から始まり,今は専らUnityでモデリングにもチャレンジしています.

ゲーム制作は「○○を実装したいなあ」→「これについて学ぶぞ!」の連鎖が生まれるのが大きいですね.

あとは「ぼくのかんがえたさいきょうのげーむ」を作るべくモチベが燃え上がった時の集中力はすごくて,1年生冬から一年間,関数も知らずにマリオメーカー作ってたんですが,メインループに2000行ぐらい書いてました.やばすぎ.

部活Webページ制作

プログラミング班の中にさらにホームページ班があり,コン研HPの制作をしています.

コンピュータ研究部

ただ,現状情報が古いのとデザイン面の指摘も複数あります.web系に興味のある部員が入ってくれ,Vue.js等でマテリアルデザインなサイトにアップデートする試みもあります.

その他アプリ開発

  • 入力したタスクを自動で振り分けるアプリ「Plan Butler」(チャレキャラ入賞)
  • 位置情報で買うものを教えてくれる機能もある備品管理アプリ
  • 視覚障碍者の方を支援されている方々と協力して開発した音声認識を使ったお薬手帳
  • 2D/3D/VRゲーム
  • 外部の方との連携した水道の流量を測定するIoT機器開発

イラスト班活動

高専祭では過去にカレンダー,缶バッジ制作をして配布をしました.
他に春の新入部員勧誘,高専祭などのポスター制作もしています.

部内風土

昔は所謂「ゲーム同好会」のような状態だったらしいのですが,顧問の先生が積極的に外部との連携やコンテスト参加など持ち出してくれて多くのスキルを身に着ける環境にあると思います.

機材も以下のように充実しています

部内使用ツール

弊部ではコミュニケーションツールでLINEとDiscordを使っています.
以前Slack使ってたんですが普及しなくておじゃんになりました.LINEからは逃れられません.
Discordは私が強行採決をして使わせています.

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楽しい絵文字

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画像のように班や用途別にチャンネルを用意しています

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またDiscordの機能の役職に班や学年を付けて誰が誰だかわからん問題を解消しています.

月に一度の定例会議

コン研では毎月に部費徴収(500円/月)と活動報告,LT等含めた定例会議を行っています.進捗を各々発表したり布教も行われています.

ニコ生風コメントシステム

寝落ち氏が開発したシステムで,会議でスライドを映すPCに専用ソフトを起動,Discordのチャンネルにコメントした内容がオーバーレイ表示されるというものです.

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 これでリアルタイムの質問が気兼ねなくできます.我々はコミュ障のフレンズなので.

他の高専との交流

これまで全然なく,九州だと地理的にもイベントが少ないです.行くなら博多ぐらいです.
ですが最近Twitterで他高専生との繋がりが個人的に増えてきたように感じます.

大学連携プロジェクトも,エンジニアサイドの開発は部活内だけでしたので他の高専・大学の人と作るというのもいいと思います.

LT会や競プロの交流戦など,最近副部長が企んでいるようなので楽しみです.

あと高専カンファレンスin西京2も楽しみですね.

さいごに

長くなってしまいましたが,北九州高専コンピュータ研究部の「これまで」を私目線で書いてきました.

私は2週間後に幹部交代で部長を引退し,無事に老害化,現副部長が部長になります.

そして新部長が12/24日に高専IT系部活 #kosenit Advent Calendar 2018 24日 枠としてコン研の「これから」を書いてもらいます.これ完璧な流れじゃないですか??
老害ぼくとしては来年,高専祭でプログラミング班は技術誌を,イラスト班は画集を作りたいなどと企てています.

 

この記事を読んでコン研に興味を持った弊学学生や中学生(いればだけど),ぜひ一度見学に来てくださいね.

他の高専の方も,交流や何か募りたいときはぜひとも私(@Tomy_0331)や新部長(@kubo_programer)に連絡してください.

 

明日のアドカレは_nositaさんによる「高専生らしくものづくりの話でも書きます」書いてくれます.

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!